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2020.02.28
みなさんこんにちは。最近疲れからか目がかゆ…? いやそんなはずは、断じて花粉症ではないはず…と、現実を直視できていないとむです。実際本当にそうなのかまだわかっていなくて、花粉症じゃないことを切に願っております。
さて、早速この記事のタイトルに触れていきますが、まずはこちらの画像をご覧ください。
これはAKIRAというアニメーション映画のワンシーンです。原作は大友克洋さんの「AKIRA」で、近未来の世界を圧倒的な画力と魅せ方で描いたSF漫画作品です。ちなみにこのアニメーション映画と漫画では若干異なる部分もありまして、映画では原作漫画の3巻にあたる「ネオ東京の崩壊」までが描かれ、オリジナルのラストを迎えております。では物語の導入をご紹介します。
もう始まっている、もう止まらない…
1988年7月、関東地区に新型爆弾が使用され、第三次世界大戦が勃発した。そして31年―東京湾上に構築されたメガロポリス=ネオ東京は、翌年にオリンピック開催を控え、かつての繁栄を取り戻しつつあった。2019年のある夜、ネオ東京郊外の閉鎖された高速道路に侵入するバイクの一団があった。健康優良不良少年、金田をリ一ダーとする職業訓練高校の生徒達だ。一団は無人のはずの路上で掌に26と記された奇妙な小男と遭遇、先頭を行く島鉄雄は転倒、負傷する。この26号(タカシ)は、アーミーと対立するゲリラが求める軍事機密(アキラ)とまちがわれ、軍事基地にあるラボ(研究所)から連れ出され、アーミーに追われていた。あっけにとられる金田達の眼前に突如軍用ヘリが下降、26号と同じようなしわだらけの子供、27号(マサル)の乗るカプセルと大佐が降りてくると、26号と倒れた鉄雄をへリに収容し、飛び去った。
このあとは激動の渦に主人公の金田が飲み込まれていくのですが、なかなか激しい描写も多く、かつ人によっては話がよくわからない…という人もいるかもしれません。ただ、原作者の大友克洋さん自らが監督をしたということもあり、引き込まれるシーンや台詞が多く、見応えは抜群だと思います。
そして今回の本題に戻りますが、AKIRAの世界ではちょうど今の私たちと同じく2020年に東京オリンピック開催を控えているのです。先程の看板の画像はそのワンシーンで、東京オリンピック開催までをカウントダウンしている様子でした。そして本日、2020年02月28日は「アニメーションの世界が東京オリンピック開催まで147日を迎える日」と「本当の現実世界が東京オリンピック開催まで147日を迎える日」が重なる日なのです。
カウントダウンする看板の画像をよく見てもらうとわかるのですが、「中止だ中止」「粉砕」などの言葉が落書きされています。それがなんだか現在のコロナウィルスの影響でオリンピックを延期する、または中止の可能性があるかもしれない…という問題を暗示しているようで、おそらくは偶然にしろ、どこまでを見据えてこの作品を描いたのかなと考えはじめると、少し不気味で奇妙な感覚すら覚えます。
実際このあとのわたしたちが迎える東京オリンピックの開催はどうなるのか、またコロナウィルスの余波はどこまで続くのか…。不安がつきない現状ではありますが、せっかくなのでこの機会にAKIRAという素晴らしい作品を視聴し直すことで一時忘れてもいいかもなぁ、と思っています。
みなさんもぜひこのタイミングに視聴してみてはいかがでしょうか。
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このブログを書いたスタッフ
セールス
とむ
前職ではモックアップなどの試作製作を担当。今度は受け手ではなく発信する側になりたい、と強く思っていたところでトリニティと出会う。自分の住んでいる地域から新たな製品を発信していることに感銘を受け、2017年11月よりトリニティの一員に。旅行が好きで、休みをみつけてはすぐにどこかへ出かけてしまう自称スーパーアクティブマン。
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